いままでの風の森とは少し異なる『氷温貯蔵酒』のご紹介です。
風の森のお酒は基本、搾ったあとすぐにボトリング、搾りたての味わいをフレッシュな状態でお客様のもとへお届けされますが、搾った後半年間氷温での貯蔵を経て発売される特別仕様のお酒。その搾り方も『笊籬採り』を採用。手間暇かかるこの2つの技法が合わさり、まさに唯一無二の貴重な逸品が生まれました。
開栓するとポンという音と共に揺らめく霧。半年間の氷温熟成を経てなお残るガス感。
香りは少し穏やかめな、白いブドウや爽やかな若い果実の香り。
熟成由来の甘みや旨味、深い味わいが豊かに広がり、さらには心地よい余韻。
普段の風の森とは一線を画す唯一無二の味わいとなった『笊籬採り×氷温貯蔵』の逸品。生産本数も全国わずか2000本のみと極少量。風の森の原点『秋津穂 657』と飲み比べていただくと、違いをより明確にお楽しみいただけるのでオススメです。大変稀少な一本、ぜひともお見逃しなく。
【笊籬採りとは】
「笊籬(いかき)」という古くからの清酒造りの技法からヒントを得、油長酒造が独自に研究開発を重ねた革新的な採酒方法。
もろみ内に笊籬(ザル様のもの)のスクリーンを沈め、無加圧に近い状態で浸透してきた清酒を空気に触れることなく採るため、もろみの風味や香気成分、旨味がダイレクトに感じられます。