世界一統
「世界一統」は、2代目南方常楠の時代(明治40年)に名づけられました。
早稲田大学の創立者であり、
第8・17代内閣総理大臣をつとめ、歴史に名を残した大隈重信侯に常楠が師事したことより、侯が紀州高野山に参詣の折、
酒名の選定をお願いしたものです。
気宇壮大な侯は「世界を統一」する「酒界の一統」たれといった意味より、ここに「世界一統」と命名されました。
なお大正15年まで会社組織を「南方酒造株式会社」としておりましたが、のち昭和46年に社名を酒名と同じ
「株式会社世界一統」に変更し、現在にいたります。
知の巨人ともいわれ、世界の植物学(とくに粘菌類)や民俗学に大きな業績を残し、又世界遺産に登録された熊野の森を
守った南方熊楠(みなかたくまぐす−1867〜1941)は、世界一統の創業者である南方弥右衛門の実子にあたります。
豊かな自然に囲まれた和歌山は、果実王国として数々の名産品があります。
その中でも生産地を厳選した梅・柚子・桃を、清酒世界一統の蔵人が丹念に醸した日本酒とあわせた和のテイストあふれるご当地リキュールの誕生です。
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