1.ジンとクラフトジン
クラフトジンを知る前に、「ジン」をおさらいしておきましょう。
ジンの原料は大麦・じゃがいも・ライ麦などを原料にして造られる蒸留酒(スピリッツ)。
これらの原料をベースにジュニパーベリー(セイヨウネズの果実)を代表としたハーブが数種類加えられ、再度蒸留させることによって出来上がります。
これらのハーブは「ボタニカル」と呼ばれ、ジンの味を左右するとても重要な役割を果たします。
対して「クラフトジン」にはこれと決まった定義はないのですが、少規模生産(イメージとしてはクラフトビールや地ビール)、クオリティー重視、そしてオリジナリティのあるボタニカルを多数使用している。
これがクラフトジンの大きな特徴です。
簡単に言うと、「プレミアムでスペシャルなジン」とも言えるかもしれません。
2.クラフトジンの楽しみ方
上記にも記している通り、クラフトジンには多種のボタニカルが使用されています。
おおよそ、カクテルベースなどで、一般に使われている定番となるボタニカルは5-10種類ほどですが、クラフトジンではそのクラフトジン毎に多種多様なボタニカルが使われます。
その為、味わいにも幅があり、ジントニックやジンライムのように、割って飲まれることの多いジンですが、クラフトジンはロックやストレートなど、それ単体でも非常に優れた味わいを持っています。
3.世界的なクラフトジンの流行
ウイスキーや、バーボンなどと違い、比較的生産が簡単なジンは、近年、少量生産のクラフトジンとしてイギリスからブームの火が付き、その火種は世界中へと広がっています。
もちろん日本でもその人気は凄まじく、多くの雑誌や記事などでフィーチャーされています。
4.ジャパニーズクラフトジン
日本で生まれた厳選のクラフトジンをご紹介致します。