高千代酒造が手掛ける、59％精米仕込みの人気シリーズ『Takachiyo59』より、試験醸造酒『きたしずく PROTOTYPE-KS』のご紹介です。
北海道生まれの酒米・きたしずくを使用。この品種は粒が大きく、雑味の少ない柔らかな味わいを特徴としています。そんな酒米をマイクロバブル洗米と扁平精米で丁寧に原料処理。M310酵母を使用し、じっくりと醸された純米吟醸・無濾過生原酒です。

ふんわりと漂うメロンを思わせるフルーティーな香り。口当たりは柔らかく、豊かに広がる芳醇な旨味がたまりません。穏やかな酸が味わいにメリハリを形成。後にはさっぱりとしたキレで綺麗に消えていきます。

きたしずくの魅力を最大限に表現した、芳醇で柔らかな一本。試験醸造のため、生産量もわずかとなります。ぜひお見逃しなく。

使用米：北海道産「きたしずく」　磨き：扁平精米59％　alc.:16度

高千代酒造は、明治元(1868)年に創業。
新潟県南部の魚沼盆地塩沢に位置し、日本百名山のひとつである巻機山(まきはたやま)の麓,周りを標高1000メートルを超える山々に囲まれたところに蔵はあります。 魚沼は冬には12メートルを超える積雪のある豪雪地帯であり、コシヒカリの産地としても有名です。巻機山から湧き出る伏流水を仕込水として使用しており、この名水は超軟水がゆえにとても柔らかいお酒が出来上がります。
老舗蔵ながら、大量生産には手を付けず、昔ながらの手作業による酒造りを行う高千代酒造。
主要銘柄は「高千代」や「巻機」・「豊醇無盡(ほうじゅんむじん)たかちよ」（特約店限定品）・「takachiyo」(特約店限定品)など。