鹿児島県の有名焼酎蔵・八千代伝。自社栽培の原料と垂水の自然に磨かれた美しい水を用い、革新的な焼酎を数々生み出し続けています。

そんな蔵が送り出す超限定商品が『色（しき）なるモノリス』。モノリスとは有名なSF映画『2001年宇宙の旅』に登場する月に存在した柱状の謎の物体。そんなモノリスの不思議さと『色即是空』をテーマとし、現実の不確かさを表現した幽玄なラベルを纏っています。

全量自社栽培した食用としても人気のシルクスイートを一か月以上糖蜜熟成。甘く蜜たっぷりの状態にした後に黒麹で仕込まれています。
果実感のある濃密な香りが衝撃的。口に含むと甘みも色濃く感じられるが、どこかスッキリとして爽やかな印象も受けます。芋を糖蜜化した際に得られるβ−ダマセノン由来の甘みを主体とし、後口の余韻には爽やかな引きの良さを楽しめる大変飲みやすい味わいです。

熟成した芋を用いる為、原料の製造から困難を極める逸品。生産量も大変少なく、
非常に稀少な限定品です。ぜひともこの新次元の甘みをご堪能ください。
 

原材料名/自社栽培シルクスイート（蜜滴芋）・米麹、黒麹
度数　　/25度

昭和三年、初代八木栄吉創業の八千代伝酒造「八千代醸造元」。

当時から人々に愛され続けた「八千代焼酎」は、遡ること数十年前、「八千代醸造元」休蔵に伴い、 やむなく生産中止となりました。 地元の古老は「うんめかったど〜、あいがなかとよいもねちけん。」(美味しかった、あれが無いと夜も眠れない。)と 復興を望む声は強かった一方、なかなか実現までの道のりは遠く険しいものでした。

しかし、時は満ち、 人里離れた猿ヶ城渓谷の大自然の中 、その名水を用いて「八千代」は「復刻 八千代伝」として 確かに伝承され、鮮烈によみがえりました。