黒木本店より限定商品【失われた時を求めて 第二篇 栗】のご紹介です。
酒税法上スピリッツ扱いになっておりますが、伝統的な焼酎の製法を大きく変えることなく、焼酎造りにおいて制限されてきた樽熟成の可能性を追い求めた商品となります。
世界最長の小説「失われた時を求めて」といえば「無意志的記憶」(特定の香りがそれと結びつく記憶を呼び起こす現象)。
このスピリッツもまた、その香りが記憶に強く結びつき豊かな思い出が心に刻まれるようなお酒に仕上がっています。
宮崎県産の栗の木を用いた樽で長期貯蔵した原酒と、フレンチオーク樽で長期貯蔵した原酒。これらの2種類を絶妙な配合でブレンドする事によって生み出される、深みのある琥珀色はまるで年代物のウイスキーのようです。
脱色に必要な濾過をしていないため、同じ黒木本店の樽貯蔵焼酎である、銘品『百年の孤独』を超える深淵で素晴らしい風味は、一度味わえば脳裏に色濃く焼き付きます。
上質な後引く余韻がもたらす豊かな時間を、どうぞごゆっくりお楽しみください。