古来より、日本酒は木桶仕込みで造られていました。
日本の発酵食の文化を支えてきた木桶。
木桶仕込みにより、香りがより豊かになり、自然のメカニズムを利用し出来上がる
日本酒の味は格別の旨さになります。最高の酒ができるといわれる吉野杉の木桶も、
近年は後継者不足で製作が難しく、現在は木桶仕込みを行っている酒蔵もほんの
わずかです。
そんな状況の中、2020年10月末日冨田酒造は木桶を導入。
今回『七本鎗 生もと 木桶仕込 生原酒』がリリースされました。
今後七本鎗より発売される生酛造りはすべて木桶仕込み。
生酛ならではのコクに木桶仕込みによる木のニュアンスが加わり、幅のある味わい
ながらもキレのある仕上がりです。日本の伝統を宿す七本鎗の新たな生酛酒を、
ぜひお楽しみ下さい。