今非常に勢いがある長崎県壱岐島にて醸される日本酒、よこやま。
今回はそんなよこやまの中でも人気の高い『超辛7』の生酒が到着致しました。
こちらの一本も例に漏れず、特等山田錦を贅沢に使用しています。

超辛、とはいえども元々フルーティーで甘味のある味わいが特徴のよこやま。
しかもその生と来ていますから、しっかりと感じる辛さの中にも奥深い甘味や湧き上がるような旨味の存在をひしひしと実感することができます。辛いだけでなく、非常にバランスの取れた一本となっていて、そこに生酒ならではの豊かな風味とほんのりとしたガス感を感じます。
是非冬の味覚、例えば鰤のような脂のしっかり乗った魚介等と合わせて、キンキンに冷やしてワイングラスで楽しみたい一本です。
 

使用米：山田錦　　精米歩合：55％

長崎県の北部にある国境の島、壱岐島。
穀物が良く育つ壱岐島は、麦焼酎の発祥の地とも言われ、島では元来、
焼酎はもちろん、島で採れた良質の米を使い日本酒造りも盛んに行われていました。
しかし、高齢化の波や人手不足などから、日本酒造りが途絶えること数十年。
2013年、伝統的壱岐焼酎の老舗、重家酒造の四代目横山雄三さん、弟の太三さん兄弟は、日本酒造りに対する強い思いから、ゆかりのあった澄川酒造場の蔵の一部を借り、太三さん自らが杜氏となって日本酒造りを再興。国内外を問わず数々の賞を受賞、高い評価を受け、2018年には島内に念願の新蔵を建設。
豊かな自然が残る島の水資源とすくすく育った良質の米の魅力がたっぷりのフレッシュで爽やかな美酒は、世界中の日本酒ファンを虜にしています。