上喜元から食中酒としておすすめの新商品「百舌鳥」のご紹介です。

秋の野山で見かける可愛らしい鳥「百舌鳥（もず）」。他の様々な鳥の鳴き真似がうまく、その事から百の舌を持つ鳥として名付けられています。

飲んでくださる皆様の感性と様々な料理との架け橋になって欲しい、多様な相性を楽しんで頂きたいという蔵の願いから、「百舌鳥」の名をつけたお酒が誕生しました。

華やかでフルーティな立香。口に含んでから広がる香りも豊かですが、お食事の邪魔をしない優しい香り。
スッキリとしたやや辛口で、清々しい秋の空のように透明感のある味わいです。
秋の味覚と共に百の舌を満足させてくれる…ぜひ色々なお料理と合わせて頂きたい、そんな新しい食中酒です。

使用米:酒造好適米100％　磨き：55％

酒は人の傍らにあって喜びをさらに歓喜する。まさに飲めば上機嫌になる喜びのもとである。
「上喜元」の銘柄にはそんな意味が含まれている。
蔵元の酒田酒造は、戦前まで男山・養老・藤屋・千里井・玉の川といった酒を造っていた酒田の五つの蔵元が、昭和21年に合併して橋酒造場を醸造所としてできた会社で、銘柄もその時に名付けられた。
橋本酒造場の創業は弘化元年(1844)と、酒田でもっとも古い。
かつての西の堺、東の酒田と言われるほど、多くの豪商が降盛を極めた湊町にあって、華やかな商人文化とともに酒の文化を育んできた蔵である。
酒田酒造の母屋である橋本家の建物は、文化庁の文化財登録の建造物にもなっている。