育った大地のエネルギーが存分に含まれた「玄米」でこそ、お米の持つ本来の個性を最大限に表現できるのではないかと考え造られたお酒。
お米を蒸さずにビールの原料の麦芽(モルト)のように煎ること でお米を分解しやすくし、特有の美味しさを表現。お米を全く磨かずに仕込まれた「玄米のみ」の日本酒です。
3年目の今年は麹が玄米を分解しやすい条件を見出すことに成功し、昨年とは異なる焙煎で玄米100%仕立て。さらに白麹を少量加えることで、穀物感を少し低減させたメリハリのある味わいに仕上がりました。
ふんわりと香る巨峰のような香りと、果実をふんだんに使って仕込んだサワーエールを思わせる味わい。クリアな後味と穀物由来の旨味が、口中に心地よく広がります。
進化を続ける「 ALPHA 8 〜大地の力〜」。
その進化の過程と、「玄米」で醸された独特の風味をぜひお楽しみください。
【Amorphous(アモルファス)製法】とは
「風の森 ALPHA 8 〜大地の力〜」は油長酒造独自の【Amorphous(アモルファス)製法】によって玄米による仕込みを実現。
「その米の特性や土地の力を表現する。」ということの本質に迫りました。<br>
お米が持つ結晶化したデンプンを特殊な加熱処理によって非結晶化(Amorphous)したお米を使用した醸造法。これによってお米の溶解性を高め、たんぱく質や油分の分子構造を変質させることでこれまでにない味わいの日本酒を造ることが可能になります。