〜 頭で飲むのではなく五感で楽しむもの 〜
「複雑で、深くて、広くて、果てしないおもしろさ」を、若い世代にこそ知ってほしい、楽しんでほしい
城下町の面影残る歴史深い町、盛岡市。
「南部杜氏」発祥の地であり、酒の歴史としても意義深い町です。
蔵のほど近くには中津川が流れ、冬は雪深くも白鳥が飛来し、夏は鮎、秋にはサケがのぼる清流。適度なミネラルを含んだこの岩手山系の岩清水が、蔵の酒の命となっています。
240年もの伝統を受け継ぐ蔵人たちは「和の乱れた蔵の酒は味にとげがある。調和のとれた蔵の酒は人を和ませるいい味になる。」「どんなに腕のいい杜氏でも一人で酒づくりはできない。米と水、そして蔵人がひとつにまとまって初めて、いい酒ができる」をモットーに 、水の違い・年毎に違う米の質・日々の天候や気温等を見極めつつ、互いを尊重し和をもって酒造りを行っています。
平井六右衛門は、16代蔵元として修業中の平井佑樹さんが醸す、「頭で飲むのではなく五感で直感的に楽しめる味わい」を追求していくお酒。
特に、若い世代にこそ日本酒の奥深さを知ってほしい、楽しんでほしいという思いから”純心juicyな純米酒”をコンセプトに、良い麹の糖化と健全な酵母の発酵にこだわります。
「米や水、酵母、種麹、酒母、人、風土…無限大の組み合せ、ひとつひとつとの出会いが酒の醍醐味」と考え、その複雑で、深くて、広くて、果てしないおもしろさに触れてもらいたいという思いが、「平井六右衛門」の一本・一滴に丁寧に込められています。