2018年、晴耕雨読発売20周年を記念しリリースされた稀少なお酒。
15年熟成の焼酎となると全国的にも見ても珍しい長期熟成酒となります。
当時蔵に寝かせてある晴耕雨読の中で最も古いヴィンテージのものがこのお酒
だったそうです。
まろやかで非常にコクがあり、そして芋の甘い香りが含み香として鼻腔を抜けて
いきます。味わいも芋の甘い風味が上品に漂います。
元々まろやかな味わいを持つ晴耕雨読ですが、さらにまろやか。
贈答品としてもオススメ出来る逸品です。

原材料名/さつまいも(黄金千貫)・米麹(国産米)・米(国産)
度数　　/25度

「晴耕雨讀」の限定品「XX（ダブルエックス）」です。
「XX」はローマ数字の20。焼酎造りではもろみに直接蒸気を当てて加熱する「直接加熱蒸留」が一般的ですが、この焼酎は直接加熱蒸留した芋焼酎に「間接加熱蒸留」した米焼酎を20%ブレンドした、複雑かつ繊細に絡み合う絶妙な味わいの特別な芋焼酎。
「XX」はこのブレンド比率を表します。

間接加熱蒸留は焼酎では普段使われることのない蒸留方法ですが、ウイスキーやブランデーなど世界の蒸留酒の一般的な蒸留方法。
直接モロミに蒸気を入れないため、蒸留終了後のモロミが薄まらずに、香り成分をより多く抽出できるのが特徴です。

南薩摩の大地のミネラルを感じさせる印象、かすかに青いメロンのような吟醸香、
天ぷらにしたさつま芋のような香り、ほんのりヴァニラやカカオのニュアンスなどが
複雑に絡み合ってバランスよく一つの酒質をクリアに醸し出しています。

食中はもちろん、食後のデザートやバニラアイスクリームなどとも合わせるのもおすすめの、幅広くお楽しみいただける逸品です。