淡いピンクのボトルに、満開の桜が咲き誇るラベル。
春の香りを楽しむ「うすにごり生酒」が登場です。

東京農業大学が自然界の花から純粋分離した清酒酵母「花酵母」を使用した、
まさに「桜」を連想させるほんのりとした香り。
優しくジューシーながら、新酒特有のフレッシュ感とすっきりとしたフルーティーな
酸味、五百万石の旨味と少しのほろ苦さが、来福のなかでも特に人気の限定酒。
桜吹雪の中に居るかのような儚さと高揚感を、ぜひご自宅でも味わってみてください。

使用米：茨城県産五百万石 　　磨き：59％　　

来福酒造は、江戸時代中期にあたる1716年(享保元年)、藤村一左衛門氏が筑波山麓の美しい水源が通る地に創業されました。
代表銘柄でもある、同酒造の「来福」の名は、「福や来ん 笑う上戸の 門の松」という、笑っていれば福がやってくるという俳句に由来しています。
時代は変わり、現蔵元である10代目藤村俊文氏が跡を継ぐことになり、来福酒造は大きな転機を迎えることとなります。
藤村氏が着目したのが、まだまだ使用している蔵の少なかった「花酵母」。
花酵母とはその名の通り花から分離した酵母のことを指し、発酵能力に優れた、味・香り、共に優れた味わいをもつ酵母。上質な酵母なので注目されている酵母です。
そんな藤村氏の醸すお酒「来福」は華やかで芳醇。
米の甘みと花酵母の持つ甘みがしっかりとお酒にも反映されています。