伊勢國産米使用、磨き60％の純米吟醸酒、式を知るために欠かせないのがこの「式 -SWEET-」になります。
慎ましくもほのかに甘やかさを内包した香り。含むと軽やかな舌触りを持って濃厚な米の旨味が口内に染み渡っていきます。
喉をさらりと通り過ぎた後、じわじわと山廃ならではの質の良いクリアな酸味が後味を締めます。
脂ののった肉料理や魚に抜群！冷やでキリっといただくのも良し、燗でしみじみ頂くのも良しの旨酒です。

 

使用米：詳細非公開（伊勢國産米）　　磨き:60％

「美しい宮川水系の湧水と、弓形穂（ゆみなりほ）」で醸す唯一無二の酒
~目指すのは【一日の終わりに、飲む人の心を洗い、潤すような日本酒】~

豊かな自然、海と森のコントラストが色濃い、三重県・伊勢南部。
今なお息吹を感じる神話の数々。付近には『古事記』『日本書紀』などの歴史書に記された地が多数あり、神話の国とも呼ばれ、五穀豊穣の地としても知られています。

伊勢神宮にまつわる国内屈指の清流「櫛田川」「宮川」。この２本の川に挟まれた紀州街道沿いの山里に蔵はあります。その歴史、八代、百六十余年。

どんなに時代が変わっても、こと酒造りにおいては機械任せでは思うようにならず、酒造りを極めようとするほど、蔵人たちは力及ばぬところにある自然の恵み、神秘への畏敬の念を深めます。
若々しく生命力に満ち溢れた状態を尊び、常に新しく、清浄であることを良しとする「常若（とこわか）」という神道の思想のもと、「長年漫然と同じことを繰り返していては良い酒は造れない」と常に最善を模索し続け、新鮮な心持で取り組み続ける「古くて、新しい」河武醸造伝統の酒造り。
 

2020年10月、新たな試みとして、新たに立ち上げられたブランドが【SHIKI-式-】（しき）。

美しい宮川水系の湧水と、山田錦の祖先といわれる「伊勢錦」の突然変異米、弓形穂（ゆみなりほ）という酒米で造られます。世界的に見てもこの新しい酒米で醸しているお酒は【SHIKI-式-】以外に無い、まさに唯一無二の酒。

目指したのは、一日の終わりに、飲む人の心を洗い、潤すような日本酒の体験。
日々忙しく、自分に立ち戻る時間もない、そんな方に、ひと時、新たな息吹を吹き込んでくれるような新しい酒。

内側から満たす、静なる安らぎのひと時を、【SHIKI-式-】は私たちに与えてくれることでしょう。