百年昔の芋「蔓無源氏」で仕込んだ芋100%の焼酎『安田』。平成15年7月、10本の苗から「蔓無源氏」の芋の復活劇が始まりました。復活させたのは、農家の谷山秀時さん。霧島市福山町佳例川(かれがぁ)。水と土が息づくこの地が舞台です。
この芋を使った焼酎造りを手掛けるのは、杜氏・安田宣久氏。平成4年に国分酒造の杜氏となり、平成9年には、業界初の芋100%の焼酎「いも麹芋」を仕込み、独自の手法で、芋100%の焼酎を造り上げました。『安田』は安田宣久氏が、杜氏人生20年の集大成として「蔓無源氏」の芋で仕込んだ芋100%の焼酎。原料・仕込み方法ともに、他にはない唯一無二の芋焼酎です。
味わいは、一般的な芋焼酎とは、かなり違ったものになっています。「蔓無源氏」の芋独特の甘い風味が、安田氏独自である芋100%の手法により、爽やかな柑橘やマスカットのような風味を醸し出しています。ストレート、もしくはロックで飲んで頂くと、その特徴がよく分かります。