"涼"を運ぶ蓬莱泉の夏酒です。
キリッと辛口のお酒で、驚くべきはそのアルコール度数の高さ。
通常の日本酒は15-16度辺りが多くを占めますがこちらのお酒はなんと19度。
お酒好きの方からすればそれだけで十分魅力的ではないでしょうか。

肝心の味わいの方ですが、これまた格別。
スッキリと綺麗な口当たりで、ほどよくお米の旨みがあるので、度数の高さからイメージされる飲みにくさといったものがありません。
前半は旨み、後半には辛さがあり、シャープにキレていきます。
キンと冷やして、また度数があるのでロックにしてもまろみが出てオススメです。
非常にお手頃価格ながら本格派のどっしり辛口酒。
酒の肴にもほとんど合うと思います。
今年の夏のお供にいかがでしょうか。

原材料：夢吟香・一般米　   磨き：65％

蔵は「水の里」としても知られる愛知県の東北部、奥三河の設楽町にあります。
創業は1864年、「蓬莱泉」という名は地元の霊峰「鳳来寺山」より命名されました。
蔵人達が快適に酒造りを行えてこそ良い酒が出来るという「和醸良酒」の考えの元、手作業が必要な箇所にこそ職人が集中出来るよう最新設備を導入しています。
酒は「安定した酒質と親しみやすい口当たり、伸びやかな後口」を持つ"蓬莱泉"と、
「米の持つ旨さ、複雑味、酒の個性を際立たせた熟成酒」"一念不動"を主力銘柄としています。