明治6年創業(1873年)。所在地は宮城県大崎市三本木。
地元で親しまれてきた「愛宕の松」は、『荒城の月』の詩人、土井晩翠が詩に詠むほど愛飲していたお酒でもありました。
その後、地元向けのお酒、「愛宕の松」は品質改良を繰り返し、ひらがな表記である「あたごのまつ」も限定流通品として発表されました。
2011年に起こった東日本大震災で蔵はほぼ全損壊。
当時の蔵元杜氏、新澤巌男氏は元あった蔵元から約70kmほど離れた蔵王山麓に蔵を移転。その翌年には製造を再開することが出来ました。
2018年9月には若き女性杜氏、渡部七海さんが製造現場を束ねられています。