1968年(昭和43年)蔵元5社が集まり創業。「港」をテーマとする千年商都・志布志は大隅半島の付け根に位置します。 南国特有の温暖な気候で、亜熱帯植物の生い茂る豊かな自然に囲まれたビロー島をはじめダグリ岬など、 観光名所としても名高いところです。歴史的に見ると、志布志は藩政時代に密貿易で栄えた港町で、大隅半島第一の 重要都市です。
恵まれた自然の恩恵を受けた志布志は、新鮮な活魚などの宝庫ともいわれています。 その中でも、近年特に注目を集めているのが良質なコガネセンガンを原料にして造る焼酎です。
若潮酒造が目指す「蔵特有の味と香り」と「安定した質の焼酎造り」は、コンピューターに代表される近代的な技術と、 焼酎蔵「千刻蔵」で培われる手造りの経験と知恵による伝統的な技術を取り入れています。 シラス大地で濾過された伏流水と太陽の恵みで育ったさつま芋を使い、変わらぬ手造りの味わいは残しながらも、 焼酎造りにおける技術の革新による新しい旨さの創造に挑戦しています。