和歌山初のクラフトジン。
香り高い針葉樹「コウヤマキ」を世界で初めてボタニカルとして使用。
そこに、温州みかんの皮、レモンの皮、山椒の種等の和歌山素材とジュニパーベリーを組み合わせた和歌山県産クラフトジンです。
構想から約5年、なんとか「コウヤマキ」のオリエンタルな香りをジンに含ませたいという思いから、様々なボタニカルを組み合わせ、やっと出来上がったクラフトジンです。
【製法】
厳選された和歌山県産の各種ボタニカル素材と、香り高いヨーロッパ産のジュニパーベリー。
それらを梅酒の製法と同様に、素材の味を全面に引き出すためあえて無味無臭の純粋なアルコールで漬け込みます。
その後、各素材の香りが、最もバランスが良く抽出できたタイミングで原料を引き上げ。
素材の香りが移った原液を常圧で時間をかけてゆっくりと蒸留し、蒸留後は低温で一定期間熟成させます。
このときなるべく空気に触れないよう細心の注意を払い、やさしく手作業で攪拌(かくはん)。
そうすることで、素材がもつ個性的な香り、風味を全て逃さずジンの中へ閉じ込めます。
小さいタンクで“小仕込み”される槙-KOZUE-。徹底してコウヤマキを初めとするボタニカル素材の良さを引き出すための製法で作り上げています。
【味わい】
上質で清らかな“森林の香り”が、かんきつ類ならではの華やかな甘い香り(温州ミカン)とスッキリとした爽やかな香り(レモン)と上品に混じり合い、アクセントの山椒が後味を、ジンらしくキリッと引き締めしめています。
口に含んだ瞬間から柔らかで爽やかな香りが混じり、口当たりの良さを演出します。
後口のキレ感を強めることで、何杯でも口にしたくなるような味わいに。