創業から約160年の歴史を誇る松瀬酒造が辿り着いた最高のお酒。それが「Matsu」。
人々から受け入れられやすい"商業ベース"のお酒でなく、
全ての過程において最高と思える選択を繰り返し、
創り上げられた松の司の集大成ともいえるお酒です。
・原料と醸造
兵庫県加東市の特A地区の、特上米と審査された山田錦のみを使用。
信頼のおける農家さんに依頼して造られた山田錦です。
大吟醸酒こそが日本酒の最も進化したカタチとして捉え、伝統の造りと、現代的な華やかな造りを見事に融合しています。
これだけ凝った造りでありながら、使用されるのは、酒を搾った際純度の高いとされる"中取り"部分のみを瓶詰め。
丁寧に氷温貯蔵されています。
・味わい
グラスに注がれた瞬間から立ち上る香りは驚くほど優雅で華やか。
含むとどこまでも柔らかく、特上の旨みが優しく、ゆるやかに流れていきます。
ただ飲みやすいだけのお酒ではなく、深みを感じるのは適度な渋みと苦みのおかげ。
さらに、蔵の地下120Mから汲み上げた、ミネラル分を豊富に含んだ地下水は熟成に耐えうる酒を生み出します。
30%まで磨かれた山田錦は、雑味要素が一切なく、純粋な旨みだけを引き出します。
通常の「松の司」ラインナップとは違い、ただただ忠実に酒造りと向き合ったお酒。
日常や食卓の舞台で飲まれる酒ではなく、松瀬酒造の総てを注ぎ込んだ純粋な「日本酒」です。