愛山といえば、旨み・コクがドカンとあって、甘みがいっぱいに広がるお米。
というのが愛山らしい愛山のお酒。
調和の取れた素晴らしい美酒を生み出す篠峯では
一体どのような味わいになるのか、期待は高まります。
香りは控えめ、強く香りを発することに重きを置くよりは、
愛山の魅力が自然に伝わることに重きを置いているからだそうです。
そしてその目論見通り含み香は抜群。
優しく、最良とも言えるバランスの香りが鼻腔を打ちます。
フワフワとエアリーな口当たりながら旨みが濃厚。
僅かながら渋みや苦みも感じられます。
長く、ゆっくりと、そして食ととも楽しむためには
この渋さは必要不可欠(緑茶なんかもそうですね)。
そして二日目、三日目と開栓から日が経つにしたがって、味の変化様に驚きます。
愛山という米が持つ旨みやコクが、
まるで圧縮機から搾り出されたようにその存在感を強めています。
それは飲みほすまでの数日間続いていました。
オススメとしては、開栓後チビっと一口、そしてあえて日にちを開けて徐々に楽しんでいって下さい。