29BYから始まり、すっかり人気も定着した「赤武の愛山」が本年も待望の入荷です。

上立ち香は比較的穏やかですが、イチゴやデリシャスリンゴのように芳醇で甘美な香り。愛山らしい芳香を放っています。含むとコクと甘み、後口は赤武らしい爽やかで青々としたフレッシュな味わいも。

柔らかな味わいと香りが優しく広がる、赤武ファン・愛山ファンだけでなく、多くの飲み手を魅了する一本です！

使用米：兵庫県産愛山 　磨き：50％

岩手県の大槌町に蔵を構えていた赤武酒造は東日本大震災で壊滅的なダメージを受けますが、劇的な復活を遂げた奇跡の酒蔵。
被災後の新蔵建設の後、東京農大の学生で、酒造りを学んでいた、社長古舘秀峰氏の長男、古舘龍之介氏が帰蔵します。
大学卒業したての22歳の龍之介さんにお酒を造らせてみたところ、世間に十分通用する味だと関心した秀峰さんは、なんと龍之介を杜氏に任命。
ここに史上最年少杜氏、そして今や全国的なお酒"赤武"が誕生しました。
日夜勉強に勤しむ龍之介さんの醸すお酒は、口コミと共に全国に広がっていき、今や岩手の地酒の中では、鑑評会において1､2位を争うお酒にまでなっています。
今現在でさえ20代半ばとまだまだ若い杜氏ですが、醸されるお酒の味は確かです。