無農薬の青森県の酒米、「まっしぐら」を使用して造られた陸奥八仙の特別酒。

お米の風味や甘みが全面に出た熟したバナナのような香り。
含むと、その香りは少しおだやかになり、心地よい甘みと酸が交互にやってきます。
その香りとは裏腹に、味わいはシャープで、キレの良いお酒。

既存の「陸奥八仙」のようなフルーティーな味わいとは一線を画した、米本来の旨みを抽出した味わいで、パワフルな米の力を感じます。
このようなお酒も造ることができる、陸奥八仙の造りの幅の広さにはもう脱帽です。
   

使用米：まっしぐら 　磨き：55%

創業元文5年（1740年）、八戸酒造は青森県八戸市にある創業約２３０年の歴史ある酒蔵です。

「陸奥八仙」は、八戸酒造が創業銘柄『陸奥男山』と共に、主軸銘柄として立ち上げた 製造量200石ほどの新ブランド。 青森の造り酒屋として青森にこだわった酒造りを目指しています。 南部杜氏伝承の技と独自の手法、また丁寧に磨きあげた陸奥の厳選地米,（青森県特産米「華吹雪・華想い」） 八戸大地の石灰岩層の地中深くから湧き出る清冽な水、【蟹沢伏流水】を用い、凍てつく自然環境の中、 蔵人たちが精魂込めて酒造りに励んでいます。

また、大正年間に建設された6つの建造物が2010年6月に八戸市より青森県第一号となる『景観重要建造物』に指定され、 7月には文化庁より国登録『有形文化財』に登録されました。