北海道生まれの、「吟風」と呼ばれる酒造好適米を使用したお酒。
吟風は、道産の酒造好適米の内約7割を占め、
上品で芳醇な味わいのする酒造好適米として、
本州以外でも使用されることの多い注目の酒造好適米です。
香りには、バナナやマスクメロンを思わせる、
とろけるような甘い吟醸香が迎えてくれます。
その口当たりは驚くほど柔らかで、
甘い旨みの塊がするすると舌上を滑り降りていきます。
生原酒らしい濃い旨みがありながらも、良くキレる酸も内包していて、
余韻には少しの甘みを残しながらスッとキレていきます。
この上品な甘みは「吟風」らしい味わいです。
また、来福酒造の最大の特徴である花酵母はこちらのお酒にも使用されており、
ヒマワリの花から分離された花酵母の華やかな味わいが感じられます。