気軽に飲むことの出来る晩酌酒をコンセプトに造られた赤武のFは、アルコール添加の本醸造酒。
Fとはfor youのFで、お酒を楽しんで頂きたいという思いから名付けられています。

昨今は純米酒ブームということもあり、醸造酒は少し押され気味ですが、
美味しいお酒というのは純米酒であろうと、醸造酒であろうと変わりのない普遍的なものです。

醸造酒らしく、キレの良い味わいながら、米の味わいもしっかりと表現されていて、お酒単体でも十分楽しむことができる味わい。
麹由来の甘みも見え隠れし、どんな方にでもオススメ出来る万能酒となっています。
低価格帯のお酒でありながら、磨きは60%と高スペックの本醸造酒を、赤武ブランドで頂くことが出来るのは嬉しいばかりです。

使用米：岩手県産米 　磨き：60％

岩手県の大槌町に蔵を構えていた赤武酒造は東日本大震災で壊滅的なダメージを受けますが、劇的な復活を遂げた奇跡の酒蔵。
被災後の新蔵建設の後、東京農大の学生で、酒造りを学んでいた、社長古舘秀峰氏の長男、古舘龍之介氏が帰蔵します。
大学卒業したての22歳の龍之介さんにお酒を造らせてみたところ、世間に十分通用する味だと関心した秀峰さんは、なんと龍之介を杜氏に任命。
ここに史上最年少杜氏、そして今や全国的なお酒"赤武"が誕生しました。
日夜勉強に勤しむ龍之介さんの醸すお酒は、口コミと共に全国に広がっていき、今や岩手の地酒の中では、鑑評会において1､2位を争うお酒にまでなっています。
今現在でさえ20代半ばとまだまだ若い杜氏ですが、醸されるお酒の味は確かです。