1年間熟成された秋鹿の純米酒。
秋鹿酒造の奥社長も太鼓判を押す一本。
面白いのは"多酸酵母"と呼ばれる協会28号酵母を使用しており、
この酵母は名前の通り酸を多く生成します。
特に爽快感を際立たせるリンゴ酸を多く生み出し、
その酸度はなんと「3.6」!!
はっきり言って凄く酸っぱいお酒となっているのですが、
それに対して日本酒度は-11というとても甘口の味わいに。
甘くすることで高い酸度との調和を図っているんですね。
口に含むと柑橘類のような爽やかな酸味に、
蜜のような甘みが口いっぱいに広がり、まるで蜂蜜をかけたリンゴのよう。
熟成酒らしいコクやまろやかさも兼ね備えていて、
今まで様々なお酒を呑まれて、たまには変わったお酒も飲んでみたいという
通の方にもおすすめできるスペック。
非常に面白く、かつ好きな方にはバッチリはまるお酒なので是非一度お試し下さい。