「明治43年10月」狩生梅五郎が本匠村にて酒類製造業
狩生酒造場を設立。
「平成13年10月」有限会社狩生酒造場から
ぶんご銘醸株式会社に組織変更。
こだわりの焼酎造り
焼酎造りを支えるのは職人の研ぎ澄まされた技と勘。
酎造りの基本は麹。その麹を作るために高温多湿の麹室の中で、
一粒一粒の蒸麦に麹菌をまいて、丁寧に揉みほぐしていきます。
唐変木・蛍流(ぶんご銘醸)の酒蔵 蔵の
濃密な空気と杜氏の真摯な心を込めるかのように、丁寧に、根気よく、
ひと揉みひと揉みに力を込めていくのです。 この麹つくり、驚くことに方程式があるわけではありません。
頼りになるのは、杜氏たちの経験と昔より継承した技。
つまり、「旨い焼酎を作りたい」といった職人の矜持と愛情が
私どもの焼酎造りには欠かせないのです。
そう、自らの五感を駆使し、研ぎ澄まされた勘と感性があって
初めて、酒精が宿るのを見届けられるのかもしれません。
唐変木・蛍流(ぶんご銘醸)の酒蔵 焼酎の命の水が湧く。
暮れなずむ山峡の里に、蛍の乱舞は限りなく、儚くも幻想的な美しさを醸し出す。
おいしい水と澄み渡った空気。
手つかずのこんな清冽な流れの中で、焼酎は産声をあげる。
口にふくむとその一つ一つに、造り手の焼酎に対する愛情と志の高さが感じられる。
水と麦、そして職人の技がおりなす流れの中に、深いうまみの焼酎は産まれる。