獺(かわうそ)に祭と書き「獺祭(だっさい)」と読む一風変わった名前を持つこの日本酒は、山口県の玖珂郡周東町(くがぐんしゅうとうちょう)にある旭酒造が造る、日本酒ファンの間でかなり話題になっている地酒です。
獺祭(だっさい)の言葉の意味は、獺(かわうそ)が捕らえた魚を岸に並べてまるで祭りをするようにみえるところから、詩や文をつくる時多くの参考資料等を広げちらす事をさします。
明治の日本文学に革命を起こしたといわれる正岡子規も自らを獺祭書屋主人と号していました。
獺祭の代表銘柄でもある二割三分は2002年にモンドセレクション金賞を受賞し、多くの著名人も一押しの酒に挙げる、今最も注目されている日本酒です。
旭酒造が目指す蔵元像
酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を求めて。
大量販売の論理から生まれた酔えばいい、売れればいい酒ではなく、おいしい酒・楽しむ酒を目指してきました。
結果として、蔵内平均精白41%、出荷量の全てが精白50%以下の純米大吟醸になりましたけれど、何より、酒のある楽しい生活を提案する酒蔵であり続けたいと考えています。
生活の、一つの道具として楽しんで頂ける酒を目指して、「獺祭」(だっさい)を醸しております。
(※旭酒造サイトより一部引用)