熊本県の緑豊かな山奥、人吉市七日町に鳥飼酒造は蔵を構えます。 江戸時代(1800年)より醸造酒と焼酎の両方の製造を開始しました。 現在は鳥飼和信氏が酒造事業を継いでいます。 技術の向上を目指し、第一に伝統的手法による事、第二にオリジナルである事、第三に飲まれる皆様の支持を得る事。 この三つが鳥飼酒造のスローガン。
鳥飼和信氏は吟醸香をテーマに研究を進め、ここに「吟香鳥飼」の原型が誕生しました。 そして吟香鳥飼の誕生からわずか二年、モンドセレクション国際食品コンクールグランド メダイユ ドル(特別金賞)を受賞。 この年、蒸留酒部門での受賞はジョニーウォーカー社と鳥飼酒造だけだったそうです。 吟香鳥飼の特徴は吟醸麹(58%に磨かれた米)と香りにあり、これが米焼酎でトップを走り続ける鳥飼酒造の大きな要因となっています。