伝統ある油長酒造の醸造技術が生み出す従来の「風の森」の枠を超えて、革新的・
独創的な技術で日本酒の可能性を追求するブランド「風の森ALPHA」
いずれの商品も人気が高く、日本酒を日頃飲み慣れない方から日本酒ツウの方まで
幅広く愛されています。
その「ALPHAシリーズ」が2022年から「全量菩提もと化」。新たに生まれ変わった味わいに、ファンも増えつつある一本です。
菩提酛造りで重要視される「乳酸菌による乳酸発酵」は大胆かつ繊細な営み。
これを巧みに操る事の出来る、乳酸発酵に特化した専用の『菩提酛室』を蔵内に新設。
一旦アルコール度数を現行の12度から14度に上げ、菩提酛造りの味わいと一番バランスの良い度数、より深い味わいを見つけるため今後も進化していきます。
風の森らしいフレッシュな発泡感の後に、バナナやメロンの様なフルーティーさも感じさせながら、菩提酛を用いることで、深みや幅のある味わい。
菩提酛という最古の伝統技術と新たな技術の融合から生まれた、新たな「風の森ALPHA」を是非一度ご体感ください。
【菩提酛造りとは?】
「菩提酛(ぼだいもと)」とは酒母(しゅぼ)造りの仕込方法の一つ。
酒母造りでは雑菌の繁殖を防ぐ乳酸菌の取り込みが非常に重要となり、培養された乳酸菌を投入する「速醸」や、空気中の乳酸菌を取り込む「生酛系」などが主流です。
「菩提もと」とは、生米と蒸米を水に漬け込み、乳酸菌を含んだ「そやし水」を仕込水とする仕込み方法。
その歴史は古く、室町時代に奈良市の菩提山正暦寺(ぼだいせんしょうりゃくじ)で編み出された確立された方法といわれます。
天然の乳酸菌を取り込んでいるため、乳酸飲料特有の爽やかな果実様の風味や、複雑な旨味、後味の切れをよくする酸が特徴です。