創業は天保五年(1834年)と言い伝えられ、伝統・伝承を重んじながら焼酎を造っています。
焼酎造りとは、自然の恵みを自然の力で人々の生活に活力与えるものを造ることと考え、 原料にこだわり、大甕にて少量ずつ丹精込めて焼酎を造っています。 甕の持つ特性と1甕約800リットルという現代では非常に少量の仕込み方法が、外部より強制的に熱を加えない、 奪わない自然な醗酵を可能としています。また、醸造には全て天然水を用いて醸造。高さ30m以上の飫肥杉(おびすぎ)が 茂る山の中、まるで緑の洞窟のような森の奥からこんこんと湧き出る水を、自然に感謝しながら少しづつ採取して 仕込み水に使用しています。