奈良県唯一の酒造好適米奨励品種である「露葉風」は、栽培が困難な事から一旦は途絶えた品種でしたが、県内各地の農家様の努力によって復活した酒米です。
白露・早生双葉を掛け合わせた品種で、心白が、山田錦よりも大きなところが特徴ですが、吸水速度が速く、原料処理が難しい大変個性的なお米です。
風の森の中ではボリューム感を持った味わいで、甘旨味の他、渋味や酸味などが一体となって多くの表情を見せてくれます。
その厚みから南国果実のような力強い旨みを感じ、その旨味が微発泡の酒質で爽やかに。
シリーズ中、米の味わいが最も良く出たパワフルな風の森となっています。
「風の森 純米奈良酒」
風の森シリーズでは「純米」や「純米吟醸」などの特定名称酒を廃止し、
全てに「純米奈良酒」と表記。
精米歩合と使用酵母を表わした呼称に統一されています。
3桁の数字の内、下一桁は使用酵母(7号酵母)、上二桁は精米歩合を表しています。