鳳凰美田は栃木県の小林酒造で醸されます。
鳳凰美田はほとんどのお酒を圧をかけずにお酒を搾る「しずく搾り」という方法で搾り、純米酒ですら大吟醸のような雰囲気を持っています。
味を突き詰めれば突き詰めるほど機械化できない部分が多いため、小林酒造では職人による手作業の部分を重要視しています。
麹造りに対するコダワリと、
徹底した品質管理
小林酒造では「五層構造の麹室」にて厳格な温度コントロールにて麹造りが行われています。
また、特筆すべきは、低温発酵に欠かすことのできない600kg〜800kgのサーマルタンク。
「サーマルタンク」とは冷却装置の付いたタンクのことです。
一般的な蔵元であれば、サーマルタンクが1本2本あれば充実してると言えますが、小林酒造では約20本のタンクが並びます。
これによって鳳凰美田はリキュールベースのお酒でさえ、サーマルタンクで大吟醸などと同等に仕込んでいます。
飲み手に伝わる酒。
「鳳凰美田」は、華やかな香りとしっかりとした旨みが特徴ですが、
イメージとしては容姿と資質の両面を備えて、
内面から発する華やかさと優しさがあるような、“女性なような酒”をイメージしています。
香りと旨み、全体のバランスが大事なのは言うまでもありませんが、もう一つ重要なポイントは、
「受け手がわかりやすい範囲に落とし込む」ということ―。
自分が表現したい味や香りを、どのように飲み手に伝えるか。
こちらの主張が強すぎても押し付けになるし、弱すぎると気づいてもらえない―。
これは造り手が常に葛藤する部分でもあります。
しかし「生業としての自分の役割」を意識することで、ある程度の方向性が見えてきたと言います。
それが、時代にあう商品、受け手にわかりやすい酒だと考え、鳳凰美田は醸されます。
こちらの主張が強すぎても押し付けになるし、弱すぎると気づいてもらえない―。
造り手が常に葛藤する部分でもありますが、
「生業としての自分の役割」を意識することで、
ある程度の方向性が見えてきたと言います。
それが、時代にあう商品、受け手にわかりやすい酒だと考え、鳳凰美田は醸されています。
Contact
Name 小林酒造
Location
栃木県小山市大字卒島743-1
brand 鳳凰美田・鳳凰美田リキュール