「雄町米」の可能性を広げ、世に発信する御前酒の「雄町三部作」。
その第三弾となるのが「PROGRESSIVE」となります。
「革新的、進歩的」などと訳されるその名前の通り、新しいことにチャレンジしています。それは「等外雄町米」の使用。
ヒビ割れや大きさなどから「等外米」として酒造りには本来使用されない雄町米を用いています。
等外米を使用している以上「純米酒」を名乗ることはできませんが、精米歩合は50%の純米大吟醸規格の雄町という中々に豪華なスペックです。
含んだ瞬間からパッと口内が明るくなるようなふくらみある味わい。
ボリューム感のある雄町の旨みが甘みを従えつつ広がります。
飲み終わりもベタっとした感じの余韻ではなく、終盤に訪れる雄町らしい苦みや渋味が大人の旨さを実現。
非常にしなやかで奥行きのある味わいが感じられます。
この雄町、絶品です。