
久礼は「ホンモノ」のひやおろしにこだわりました。
ひやおろしとは冷蔵設備のないその昔、
搾りたての新酒の貯蔵場所としてひんやりとした洞窟が選ばれ、
外気が洞窟内と同じくらい涼しくなった頃に出荷されたお酒です。
久礼のひやおろしは当時と同じく、年間の気温が15-20°に一定した洞窟内で貯蔵されています。
定温のような若さを保ちながらの熟成とは異なり、
旨みや米の持つ本来の甘味も加わって良い状態で熟成をかけることができます。
3月下旬に、洞窟に入れ約半年寝かしていたものです。
辛口の芳醇な味わいで、冷や、常温、お燗と
それぞれの温度帯で微妙な味わいの違いもお楽しみいただけます。