風の森から新たなChallenge Editionのご案内です。
油長酒造では現在、全ての風の森の仕込みに自社培養の7号系酵母を使用していますが、それは現在、醸造協会で広く販売されている「きょうかい7号」とは違う進化を遂げ、若干違う性質を持っています。
そこで今回は「きょうかい7号」酵母と、風の森で用いる「自社培養7号」酵母との違いを明らかにすべく、風の森を「きょうかい7号」酵母で醸します。
酸の高さの違い、そしてなにより香りの違いを追求するため、今回はあえてしっかり精米を行い香りの種類が多くなるであろう条件で醸造。
グラス先から漂う香りは白い花やライチにように、穏やかで引き締まった印象。
含み香は白ブドウを連想させます。
味わいは、高精米ゆえに苦味や渋みは感じにくくコンパクトですが、上品な甘みと
旨味は押し寄せて舌で感じたのちには儚く、あっという間に余韻へと移っていく。
杯が進んでも口中は常にクリーンで爽やか。スマートでキリッとした印象です